2017.10.16 I'm loner,but not lonely

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こんばんは、琴乃です。cotono0612@gmail.com

 

最近すごく考えていることがあって。

今はインターネットの影響で"なんかデッカイこと"をするのが誰でも簡単にできるように見えますよね。私はとにかく魅力を感じない。でもわたしもそう思っていると勘違いされることがたまにあるんですよね。

やだなぁ。とか、思ってましたけど、勘違いされてしまってもしょうがないのが今の私だな、とも思います。イタタタタ…涙

 

小さなことからコツコツと、という印象を自他ともに抱かれていない。小さなことをコツコツと、何も成していない。人一倍しなくちゃいけない努力が全然足りていなくて、それはいつものことなので、もう反省せず今後のことを具体的に考えています。

To doリストがズラリ。でも全部すぐに出来ないので、そうですよ、小さなことからコツコツとです。地道、が今の私には必要です。

ただ地に足をつけて、真実を探し求めて、着実に進んでいく。

慎重に、大胆に。これが私の今のスローガンです。

 

そして今宵はもうひとつ。

 

今日は、大切な親友と地元でご飯を食べて、彼女が"吉田修一さんの悪人"にどっぷり引きずり込まれたということを知り、悪人の中で本当に現代の核心をついている台詞を思い出し、改めてずしっと言葉の重みを感じました。

 

以下、あらすじ程度のネタバレと、台詞まるまるのシェアあります。数年前の作品ですが、何の情報もなくみたい!と思っている人がもしいればここまでで。

 

シェアしたいのは主人公に殺された被害者の父親の台詞なのですが、その父親が唯一の容疑者であった若い男に会いに行ったときに出たものです。そこで、ほとんど疑いが晴れたその若い男は友人たちといて無敵モード全開、被害者の父親を馬鹿にしたように笑うんです。まるで"馬鹿な娘の馬鹿な父親"と言わんばかりに。

笑い者にされる彼は、静かにこう言い放ちました。

 

あんた、大切な人がおるね?

その人の幸せな様子を思うだけで、自分まで嬉しくなってくるような人たい。

おらん人間が多すぎるよ。

今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。

大切な人がおらん人間は、なんでもできると思い込む。

自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。

失うものもなければ、欲しいものもない。

だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。

そうじゃなかとよ。

本当はそれじゃ駄目とよ。

 

 

現代を生きる私は、あなたは、本当の意味で誰かを大切に思うことが出来ているんでしょうか。

この言葉たちを前にこの世にはまだまだ知らない感情があるんだと、とめどなく流れる熱い涙の中で必死に感じたことを覚えています。

一言一言が、くっきりと私の人生に爪痕を残しました。

 

失うものもなければ、欲しいものもない。

本当に欲しいものがある、と言いきれる人はやっぱり誰かのために生きているのかもしれないと考えずにはいられない。

その"誰か"は、自分次第です。

"大切な人なんてそうそう見つからないよ"と卑屈な声が聞こえてきそうだ。見つけようとまだ見ぬ誰かを想うのではなく、まずはそばにいるもしくはいて欲しいその人を想うこと。

 

人はひとりじゃない。その中で孤独を見る。人はひとりじゃない。誰もが温もりを知る。

人はひとりじゃない。これは決して、綺麗事ではない。